スタッドレスタイヤを中心とした、2024-2025年シーズン新製品のアナウンスがいよいよキックオフになりました。
先陣を切ったのはトーヨー「OBSERVE GIZ3」です。乗用車用スタッドレスとして、従来品は2020年に発売された「OBSERVE GIZ2」です。近年人気が高まっているSUV用サイズも新たにラインアップ、心機一転になるか。
またオールシーズンも海外メーカーを中心に興味を高めています。コンチネンタル「AllSeasonContact 2」は既に2月から投入済み。直近ではピレリ「CINTURATO ALL SEASON SF3」が7月から発売になりました。
10月からの本格販売を前に、メーカーでは真夏に主張を開始するのが通例です。例外はあるにせよ、今年もその動きに添うのは間違いなさそうです。そこで新たな投入を予測してみようと思います。
まずはダンロップ「WINTER MAXX 03」を挙げます。2020年8月発売なのできっちり4年周期なら今シーズンの投入になります。SUVサイズを追加し、プレミアムスタッドレスの位置付けを定着させました。
トーヨーは「OBSERVE GIZ3」に次いでミニバン用「Winter TRANPATH TX」も期待したい。2017年8月の発売なので既に規定を大きく超えており、新製品は悲願です。
ミシュラン「X-ICE SNOW」も2020年8月ですので、今シーズンの投入は話題になるはず。従来の評価を更に高めたいところです。SUV用「X-ICE SNOW SUV」を同時展開します。
そしてコンチネンタル。「VikingContact 7」は2018年9月、「NorthContact NC6」は2019年9月なので、いずれも待望となるので声高に訴えたいところです。
直近の主流は乗用車用にSUVサイズを設定すること。ブリヂストンを例にとると、街乗りからレジャーまで使用するなら乗用車用。一方SUV用はタフで険しい雪道・悪路での使用に得意性を示します。
ただこれがSUV専用スタッドレスの存在を曖昧にさせているような。いずれにしても、乗用車用とSUV用はきっちりと分けて欲しい。個人的にはそう思いますが‥