NANKANG(ナンカン)タイヤの動向など‥

 ATR RADIALの動向は伝えている通り。2019年に製造元のMULTISTRADA社の経営体制が変わり(ミシュランがMASA株式の80%を取得し買収を実施)、2020年からオートウェイで安定的な導入が難しくなった。その結果、2022年以降ATR RADIALの大量仕入れは困難と判断しフェードアウト。

 これ大きな変革と捉えます。しかしながら前向きに、と考えたらFINALIST(ファイナリスト)、MINERVA(ミネルバ)、ZEETEX(ジーテックス)、MOMO(モモ)、DAVANTI(ダヴァンティ)、NITTO(ニットー)そしてNANKANG(ナンカン)などそれをフォローするメーカー多数。

 ただNANKANGの動きは少しばかり気になります。興味になるけれど、ずぅ~と上位占めて来たはずが、このところアジアンタイヤWEBサイトのランキングにおいて下がり傾向。

 当サイト(アジアンタイヤWEBサイト)の傾向なら問題は無い。しかし、全体的なモノであれば気になるところです。銘柄別のコンテンツでも、それまで半数以上を占めていたものが最新は4つ止まり。ラインアップ数、認知いずれにおいてもトップクラスのメーカーだし杞憂であって欲しい。

 ご存じNANKANGは1959年創業の台湾メーカーです。ナンカンと読みます。英語名で NANKANG Rubber Tire、中国語名で 南港輪胎 です。アジアンタイヤ黎明期から継続し、日本国内で普及するアジアンタイヤの歴史でもあります。

 他のアジアンメーカーが独自路線に舵を切る中でも継続的な体制を維持。ラインアップもグローバル同様を果たします。他が独自の動きを取る中で思惑は色々あるかと。それでも現状を保ち続けることへのメリットも感じているはず。

 ということで、アジアンタイヤコンテンツランキング推移においけるNANKANGの動きが気になったので少し触れてみた‥

NANKANG(ナンカン)タイヤ性能比較
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