F1アゼルバイジャンGPでレースの醍醐味を思い出す!

(レースウイーク以外のバクー市街)

 2021年シーズンのF1が面白い。今シーズンDAZNデビュー、それもあって毎回プラクティスから集中視聴しています。日本人ドライバー角田の走りに一喜一憂、21歳の若者に期待を寄せ刺激を受けています。

 角田はデビュー戦こそポイント獲得で上乗のデビューと持ち上げられたけれど以降は苦戦、すると一転糞味噌こきおろす様に悲しくなる。しかし、まだまだこれからでしょ。メンタルは相当強いと聞いていますから。

 で、今回のアゼルバイジャンGPは痺れました。角田は予選Q3に進出もラストで痛恨のクラッシュ‥ しかし決勝は終始安定。そしてラスト、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンのタイヤバーストで見せ場到来。

 リスタートからゴールまで残り僅か2周のみ、しかもスタンディングスタートだというから映像からも緊張がビンビン伝わります。スタートの結果でほぼほぼ決着するはず。ところがトップ争いでハミルトン、ペレスのインに並びかけるもブレーキングで止まりきれずターン1オーバーで最後尾へ。脱落。

 一方角田はリスタート直後ノリスに抜かれ、続けてアロンソにも抜かれてしまう。数台同時にコーナーへ飛び込む厳しいバトルに挑み攻めた結果ですからショウガナイ。この時白煙が上がる程のハードブレーキでマシンをねじ伏せクラッシュ回避も。

 もしクラッシュしていたら‥ 更なる糞味噌非難の声が多勢に。結局7位入賞は称賛されるべき結果だと思います。

 因みにレース中、エンジニアから角田へ「Push Hard」の無線が入る。対して角田は「Shut Up」と返した‥ 日本語にすると「黙れ!」というような意味かな。失礼では、というニュースがまた出ていました。

 批判や擁護の声(賛否両論)あるというが、極限状態で分かり切った無線内容、更には長い無線の一部が切り取られているとも。

 チームは角田をイタリアへ転居させました。英語を学ぶ良い機会を持てて良かった、と角田は言っているとか。色々経験、勉強は必要でしょう。

 対してガスリーの旨さは角田の上を行く。昨シーズンの優勝と安定した結果に強さと自信を取り戻す。それが今シーズンに活かされ、ルクレールとの争いは観応え充分でした。3位争いを見事に制しました。

 というラストの映像、昨夜の視聴だけで飽き足らず今朝も繰り返し観返す。それほど刺激的なシーンでした。

 さて、今回のレースではフェルスタッペンとストロールが同様の症状でタイヤバースト、クラッシュしています。

 ピレリは摩耗が問題ではないとの見解を示していますが詳しい調査を行うよう。ミラノの研究所にタイヤを空輸、2週間後のフランスGPまでにチームにレポートを提出する予定だという。気になるし今後もあるので結果を待ちたいと思います。

 ということでやっぱ日本人の参戦は盛り上がります。そしてホンダエンジンの好調さ大きい。来シーズン撤退は本当に残念です。撤退するのや~めた! とはならないでしょうね。

 なおピレリからプレスリリースが届いていますのでバーストの件、以下掲載しておきます。

左リアタイヤに発生したインシデントの原因調査に関する最初の観察結果として、問題となったタイヤと同等もしくはそれ以上の周回を走行した他のタイヤには、過度の摩耗などの兆候は一切見られず、一方、ルイス・ハミルトンが同じスティント中に装着していた左リアタイヤにカット痕が発見されていることが挙げられました。

また、問題発生前に警告やバイブレーション等は無く、このサーキットにおいて左リアタイヤが最も負荷のかかるタイヤではないことも分かっています。これらのことから、何らかの外部的要因が存在した可能性も排除できません。

ピレリ F1 およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「ランス・ストロールとマックス・フェルスタッペンのマシンで発生したインシデントを完全に理解するために、その背後にある事実を明確にする必要があります。現時点で言えることは、ハミルトンの左リアタイヤにもカット痕が存在していたこと、また、このサーキットでは左リアタイヤよりも右リアタイヤの負荷が高いことです。

警告やバイブレーション等は検出されておらず、問題となったタイヤと同等もしくはそれ以上の周回を走行した他のタイヤにおいては過度の摩耗はありませんでした。したがって、今回のようなことはあってはならないことであり、回答の必要性を理解していますが、外部的要因が存在した可能性を排除できない状況です」