ミシュラン PILOT SPORT 4S トヨタ「GRヤリス」に採用!

 新車装着の話題です。いつもならネタとしてつまらないのでスルーが基本、しかし今回は目を引いたので触れましょう。

 2020年の東京オートサロンで初公開されたトヨタ「GRヤリス」。その「RZ High-performance First Edition」にミシュランのプレミアムスポーツタイヤ「PILOT SPORT 4S」が採用されたという。サイズは、フロント:225/40ZR18 92Y XL、リア:225/40ZR18 92Y XL です。

 「GRヤリス」は全長3,995×全幅1,805×全高1,460mm、ショート&ワイドボディで見るからに凄そう。これに272ps/37.7kgmの1.6L、直3DOHCターボエンジンを搭載。WRC技術がフィードバックされた4WDシステム採用のモンスターマシンです。

 で、クルマの性能も凄いけれど、動力を路面に伝えるタイヤが「PILOT SPORT 4S」というのが驚いた。「Pilot Super Sport」を超える「PILOT SPORT」シリーズ最強を謳い、ハイレベルなスポーツ走行と安全性能を両立。公道は勿論、サーキット走行をも可能とするのるのが特性です。

 しかしながらその括りは飽くまでもプレミアムスポーツ、まぁスーパーカーにも装着されるし違和感はないですけどね。ただ「GRヤリス」専用設計になってるのは間違いないはず。市販にラインアップされるそれとは全くの別物かと。

 数年前、コンチネンタル「SportContact 6」がホンダ「シビックタイプR」に純正タイヤとして採用、開発段階にドイツ ニュルブルクリンク北コースでFF量産車最速ラップタイムを打ち立てたことに貢献しているのは記憶に新しい。この時の「SportContact 6」は「シビックタイプR」専用設計です。これ同様の対応でしょう。

WRCのヤリス

 それにしても「GRヤリス」、こういうと怒られるかもしれないけれど要は「ヴィッツ」でしょ。それをああしてこうして海外と歩調を合わせたもの。そこから革新的進化、そう戦闘力強化によってWRCの参戦車両に。GRはトヨタのスポーツカーブランド GAZOO Racing の略称です。

 最後にお値段を。「RZ High-performance First Edition」は車両価格456万円だとな。何だかんだで500万円を優に超えます。そもそも「ヴィッツ」に500万円は高い、それともこれほどのハイパフォーマンスで500万円は安い。見方は人それぞれかと。

 値段は別として夢があるしワクワク感が漂います。やっぱりクルマはスポーツに限る。個人的志向ですけどね。

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