何もやりたくない病を発症しつつもスタッドレスタイヤの更新は完結しないと‥ そこは生活に関わるのでいつまでも子供みたいなことを言ってられないでしょ! と己に気合を入れて臨んでいます。そしたら作業の過程でアレが? ファルケンのスタッドレスタイヤが見出せないんです。
メーカーへ確認すると‥
ファルケンのスタッドレスタイヤは「ESPIA W-ACE」です。2018年9月に投入されたので4シーズン目を迎えることになるはず。ところがラインアップを確認する作業でこれが見当たらない。公式サイトから削除されています。嫌な予感が‥
速攻でメーカーへ問い合わせ。昨日メールを送信、本日回答有り。それによると「ESPIA W-ACE」の製造は既に終了、その為に公式サイトから削除。ショップ在庫が捌ければ完全フェードアウトだという。
何とも残念な‥ 個人的には「ESPIA」シリーズで採用されてきた引っかき素材であるマイクロエッグシェルを評価。卵の殻を細かく砕きコンパウンドに配合した独自素材でした。など技術展開にオーツ由来の興味深さを持ち合わせていました。
今後は住友ゴムとしてダンロップへ傾倒する策になるのかな? 明確化したものが確認出来ていないので飽くまでも想像です。
もうひとつ、オールシーズン「EUROWINTER HS449」も同様に公式サイトから削除されています。ああっ、これは今気が付いたのでメーカーへ確認していません。でも恐らく同様の考え方になるのでしょう。
この対応は国内における住友ゴムのファルケンとダンロップ、そう2つのブランドに対する棲み分けかと。
ファルケンは欧米など住友ゴムのダンロップブランド制約地域においてブランド力を発揮し、グッドイヤーが展開するダンロップブランドに対峙します。一方国内では住友ゴムのダンロップブランドを強化。それによりスタッドレスとオールシーズンを一本化した、ということでは。
住友ゴムにおけるファルケン強化の流れ、ここに来て新たな方向性に舵を切った、ということかな。何とも複雑です。