2021年シーズン 夏タイヤ市場の特性はこう!

 2021年シーズンの夏タイヤ市場、注目の新製品は伝えている通りでここ数年の傾向を重ねます。そう、オンロードに括るSUVに留まらず、オフロードの4×4(A/T・M/T)も追随する流れです。更にミニバンやオールシーズンスポーツ? ストリートスポーツなどが加わり幅広く展開されます。

 具体的には、従来を大きく上回る快適性能からプレミアムSUVコンフォートを主張するブリヂストン「ALENZA LX100」、トーヨー「PROXES」シリーズのSUV専用として新たな露出を果たす「PROXES CL1 SUV」、更にオンロードとオフロードの性能を高次元で両立したダンロップ待望の新製品「GRANDTREK AT5」。

 グッドイヤーからは「EAGLE」シリーズと決別し「EfficientGrip」へ転化したミニバン専用「EfficientGrip RVF02」、そしてドレスアップスポーツを兼ねるもオールシーズンに近い役割を持たせるコンチネンタル「ExtremeContact DWS06 PLUS」など。既に詳細ページとして新掲載を果たしています。

 更に2021年4月5日発売、グッドイヤーのストリートスポーツ、ライトスポーツとも言われる「EAGLE F1 SPORT」が新たに登場します。「EAGLE REVSPEC RS-02」の後継として興味を寄せています。

 で、これらを既存カテゴリーへ配置すると冒頭に触れた通りSUV、4×4の充実が際立ちます。しかもコンパクトからプレミアムまでフォロー体制も十分かと。車種事情に影響を受けるタイヤだし、この動きはショウガナイ。

 但し、絶対的な注目はこれじゃない。実はプレミアムコンフォートが不動の立場を主張します。具体的にはミシュラン「PRIMACY 4」、ダンロップ「VEURO VE304」、ヨコハマ「ADVAN dB V552」、ピレリ「Cinturato P7」そしてブリヂストン「REGNO GR-XⅡ」など、製品別としてはSUV、4×4のそれを凌ぎます。

 続くのがスポーツながら、3つに細分化した中で個人的に最も興味を抱くのがドライグリップの高さを誇るピュアスポーツです。しかし装着車種は限定的、特別なタイヤという捉え方が更に強まっているような‥

 その点からするとスポーツカーのみならず、セダンやミニバンなどでもスポーツ志向の高いユーザーへ向けられるストリートスポーツは敷居が低い。ヨコハマ「ADVAN FLEVA V701」、ミシュラン「PILOT SPORT 4」などは認知を上げています。

 メーカーのボリュームを満たすのはスタンダード、基本性能をバランスよく搭載する標準モデルとしてよりフォロー範囲の広さを訴え製品特徴に繋げます。ただ得られる満足は軽カーやコンパクトカー、ミドルセダンあたりまで。それを埋めるのがコンフォートです。

 コンフォート、2021年シーズンにおいては新製品の投入こそ見送られていますが、ラインアップは多様性が定着。注目製品の進化は止まらず。ヨコハマ「BluEarth-GT AE51」やダンロップ「LE MANS V」などが代表格。期待するのはミシュラン「ENERGY SAVER 4」ですが従来ほどの注目に達しないのが残念。

 ということで、ザックリながら2021年の全体像を示してみました。更なる詳細は是非ともカテゴリー別、もしくはメーカー別に示した性能比較コンテンツで確認して欲しい。

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