タイヤチェーンは季節製品なので本格化する前に準備を!

 ようやく冬らしくなって来ました。天気予報では明日から北日本の日本海側を中心に、そして西日本でも冬型の気圧配置が強まり雪の予想です。平地でも雪を降らせるような強い寒気の範囲が広がるよう。

 対象地域の皆さんは既にスタッドレスタイヤへの交換が進んでいるかと。それ以外でも検討への動き加速するでしょう。首都圏も今週は最高気温が一桁になるなど寒さ厳しくなるよう。もしもの為に冬支度備えたいものです。

 そこで季節製品であるタイヤチェーンに注目すると、メインサイズは年内で無くなることもあります。従って備えようと考えているのなら年内中に、出来れは12月中旬となるいま、mさに決断というか購入の時です。

 もし非降雪地域で積雪があった場合には爆発的な需要になります。特に東京などの首都圏は相当凄い。かつての状況が記憶に残っています。買いに行っても既に完売、交通機関は大混乱、夏タイヤで走行不能など大変なことになったかと。

 これを望んでいるのではありませんが、少し雪が降って欲しいなぁ‥というところ。我が町もここ数年は暖冬で正直相当消化不良? 降っても積もるかどうか、走行の妨げになるような状態には全く至っていません。

 タイヤチェーンは雪国で多用しないのが一般的。余程深刻な状況にならない限りスタッドレスタイヤがメインですから。降雪の度にタイヤチェーンの装着、脱着を繰り返していたのでは面倒です。

 しかし、昨年2018年に新たなチェーン規制が施行され、降雪地域の人でも取り敢えず準備しておこう、という動きがあります。従って従来以上の需要になるかな、と思うも予測は難解。なら早めに動かないと余計に心配です。対応サイズが無くなるかも。

 銘柄に拘ると非金属タイプはカーメイト「バイアスロン クイックイージー」、布製タイヤカバーは「オートソック」、そして金属タイプはコーニックなどがいずれも定番です。もし規格製品を求めるのならJASAA認定品を選べばいい。「S」マークが表示され、関越トンネル(10km以上)も装着したままで走行可能です。

 ただ認定品以外は安全性に問題あり、という訳ではありません。人気の布製タイヤカバーは認定になりません。また国際的な第三者機関による認定を謳う製品もあります。そのあたりはよ~く吟味したい。

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