東京オートサロン2018 トーヨーは本物の走りを支える世界観

 トーヨーブースは気合が入っていました。展示車両は6台、スペース確保だけでもタイヤ関連としては相当なものでは。コンセプトは、臨場感と躍動感ある空間によって、本物の走りを支えるトーヨーブランドの世界観 だという。今回の傾向にもなるアメリカンの世界が披露されました。

「PROXES R888R」

 目玉はやはり世界的なラリードライバー ケン・ブロック選手の来日とその走りでは。神業を披露して来たマシンの1台である、1965年型フォード「マスタング」をベースにした「Hoonicorn V2」を展示。1,400馬力をたたき出だすモンスターマシンは圧巻です。装着されるのは「PROXES R888R」。

 また世界で最も過酷なオフロードレースと称される BAJA1000 を制覇したマシン トヨタ「タンドラ」も展示されました。でがいボディーをフロント上がりで固定します。フロアーを覗き込む人が多かった。この展示ならどうしても見たくなりますよ。装着されるのは「OPEN COUNTRY MT-R」です。

OPEN COUNTRYシリーズ

 ピックアップトラック フォード「F-150」には「OPEN COUNTRY R/T」の大口径サイズを履かせます。展示スペースには国内未発売をも含むOPEN COUNTRYシリーズを一挙公開、やはり今シーズンはワイルドな4×4の世界がポイントになりそうです。

「PROXES Sport」

 プレミアムスポーツ「PROXES Sport」はBMW「M2」へ装着します。アメリカンの世界が物凄く派手なのでプレミアムスポーツが地味に見えてしまいます。

 それと写真を撮り忘れたけれど「PROXES Sport SUV」がありました。こちらも国内未発売ながら存在をアピールします。「PROXES T1 Sport SUV」と「PROXES CF2 SUV」もあったし、上で触れたワイルドな4×4にプラスしてSUVの主張も重ねます。

 これほど国内未発売製品を持ち込むからには狙いがあるでしょ。特にOPEN COUNTRYシリーズは先行する北米で相応の認知を得ています。国内でも遅ればせながら強化へ向かうのかな?

 ということでトーヨーの展開には敬服します。更に屋外でのドリフトパフォーマンがダメ押しです。丁度タイミングがよくケン・ブロック選手の走りを見ることが出来ました。但し、既に人垣が相当出来ており隙間から覗き込んだ、と言ったほうが正しい。それでも白煙とエンジン音によって雰囲気は十分です。マシンはフォード「フォーカス」だったような。ここのシーンは人の多さで写真が撮れません。残念!

ケン・ブロック選手のパフォーマンス-タイヤ動画

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