サマータイヤとは? その特徴について

 サマータイヤとは、主に春から秋にかけて使用することを前提に設計されたタイヤです。特性として、ゴムの配合が春から秋向きに最適化されており、気温が上がるほどしっかり路面を捉えるようになります。

 また雨の日でも滑り難いように、排水性を意識した溝が設計されています。スタッドレスタイヤよりも転がり抵抗が少なく、燃費性能や走行音の低減にも優れています。

 別名としてノーマルタイヤや夏タイヤとも呼ばれます。

 ノーマルタイヤは、スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤではない普通のタイヤのこと。つまりサマータイヤを指すのが一般的でしょう。

 ノーマルだから冬でもOKではありません。ノーマル=普通=雪にも強い、と思いがちだけど実際は雪に超弱いのです。ノーマルタイヤ=普通の季節(春~秋)に履くタイヤ、従いサマータイヤのことを指す言い方です。

 オールシーズンタイヤとの違いは?

 オールシーズンタイヤは、その名の通りで1年を通して使えるタイヤです。春・夏・秋・冬と履き替えずにずっと使える便利な製品です。言い換えればサマーとスタッドレスの中間性能です。

 溝が深め+細かいサイプがあり、ゴムの硬さとしては温度変化に対応する特殊コンパウンドを使用しています。夏も冬もそこそこ走れる万能型。ただどちらかに特化してないとも言い換えられるかな‥

 ノーマルタイヤとオールシーズンタイヤ、どっちも一年中使えそうな名前をしてるから混乱しやすい。でも実は、使える季節・性能・安全性に大きな違いがあります。

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