殺人的な暑さ、そして警戒マックスの台風が襲う日本列島です。そんな中、相変わらずタイヤに集中しています。
話題は既に冬タイヤ、特にスタッドレスが中心。TVCMはまだ見掛けない、でもそろそろ放映になるはず。例年通りの動きだけれどやはり実売は10月からというのが多勢。
それを鑑みれば、初期動向として8月は決して早過ぎではない。その間に広告活動を行い製品認知を高めます。新製品の優位性を少しでも販売ボリュームへ繋げたい、また従来品だって同様の捉え方が出来るかと。
ただ新製品は現在まで最小のアナウンスしかない。そうダンロップ SUVスタッドレス「GRANDTREK XS1」のみ。毎日メーカー動向をチェックするも動き無しです。‥詳しく見る
メーカー施策は年々早期化が顕著です。実質の販売期間は、10月に始まり盛り上がりは11月~12月末まで。もし12月に都市部で降雪があれば需要は最大、12月末を待たずしてメインサイズは売り切れも。
スタッドレスの製造は、シーズンに入るずっと前に需要見込みを想定します。その数を製造したら終了。シーズン内にいつでも行われている訳ではありません。従って希望サイズが完売し買えない事態、というのは決して珍しいことではありません。
例年、メーカーでは需要数の想定に過去データ等駆使するだろうけれど、値上げが絡むし更なる困難を強いられるはず。それでも早期に積雪があれば、まぁニッコリですわな。
但し、近年はオールシーズンタイヤの台頭で非降雪地域のスタッドレス需要に変化が見られます。双方の需要増がメーカーにとってはウェルカム。ただそうはならないのが難しいところです。
オールシーズンを冬用に括ればスタッドレスが減少、一方の増加はもう一方の減少を招く弊害を生じます。このあたり不明確な点が多く暫く見据える必要ありかな‥

