アジアンオールシーズンタイヤの現状について

 アジアンタイヤにもオールシーズンを、ということで新たな比較コンテンツを構築したのが2021年シーズンから。ラインアップは MINERVA「ALL SEASON MASTER」、DAVANTI「ALLTOURA」「ALLTOURA H/T」の3つです。

 しかしながら、当初こそ注目度は上がったものの、現在は性能比較、銘柄別のランキングトップ10に見出せず。

 一つの要因としてラインアップ数が寂しい。理想はあと2~3製品は欲しいところ。NANKANG、HIFLY、MOMO、そしてRADARあたりの投入が望まれます。そしたら理想に近い展開が果たせそう。最小レベルから脱し、選択肢のある括りが実現します。

 オールシーズンの特性についてはもうご存じの通り。夏・冬用の性能を兼ね備えた全天候型、特殊コンパウンドとトレッドパターンは季節を問わず多彩な路面コンディションに対応します。

 ただ完全降雪地域では厳しい。冬環境に際しやはりスタッドレスが安全性と安定性に優れています。ということからオールシーズンの使用はそれ以外の地域になるかな。

 ただ降雪地域でも考え方次第で可能性あり。夏タイヤの代りとしてオールシーズンなら、11月下旬の交換を12月中旬頃まで遅らせられるかもしれません。例年以上に早い降雪があったとしても、オールシーズン装着ならその場を凌ぐことが可能。

 また3月末に夏タイヤへ交換したけれど、近年よくある桜が咲く頃に雪が降る。しかも積雪になることから動けない、というケース。この時、夏タイヤじゃなくてオールシーズンだったらそのままでも大丈夫。

 いずれにしても国内での興味はかなり掘り起こされています。この機会、是非ともモノにしたい。ということでアジアンタイヤもオールシーズンへの期待、大いに感じるところです。

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