軽トラ用タイヤが熱い! 使い勝手の良さが影響か

 2022年9月にヨコハマから軽トラ用タイヤとして「GEOLANDAR KT」が投入される。A/Tのスタイルを採用し農道のポルシェを強固なモノにします。従来品はLTタイヤ「SUPER DIGGER 828」の145R12 6PR LT、その後継モデルになります。

 軽トラ用のタイヤサイズは145R12 6PR LTが一般的だったけれど、145/80R12 80/78N LTが主流になりつつあります。車検も大丈夫。

 「GEOLANDAR KT」は敢えて専用を謳います。昨今の軽トラカスタマイズを意識してのことかと。農道に限らず林業、漁業にも欠かせない。またアウトドアなどのユーザーをも取り込みたい。名称をヨコハマのSUVや4×4専用の「GEOLANDAR」へスイッチしているのは、そんな狙いがプンプンします。

ヨコハマ GEOLANDAR KT 発表【新製品】
ヨコハマでは、軽トラックに向けた新製品「GEOLANDARKT(ジオランダー・ケーティー)」を発売するという。「KT」は軽トラック…

 更に以前から紹介しているのはトーヨー「OPEN COUNTRY R/T」。R/T(Rugged Terrain)とはラギッドテレインのこと。A/Tはオンロードでの快適性とオフロードの走りを両立する。一方M/Tはオフロード専用、岩や石、泥地などでも高い走破性を有しています。この中間を謳うのがR/Tです。

 M/TとA/Tの特長を兼ね備えオンロードでは耐摩耗性や走行安定性を実現、オフロードではトラクション性能(走破性)を両立します。値段も手頃で人気です。

 また悪路をガンガン行きたい、それは控えるけれど見た目に拘りたいならヨコハマのM/T「GEOLANDAR M/T G003」でしょ。この2つ、いずれも商用のLTタイヤじゃなくても145/80R12 80/78N LTのサイズをシッカリ設定します。

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 私も軽トラオーナーです。車種はホンダ「ACTY TRUCK」、ホンダが生産中止にしたけれど車検を取った。今後価値が出たりして‥ それは別として実際の用途は月に2、3度近所の用足し、パトロールに際しバッテリー上がりを避けるべく稼働させるくらいです。そのほとんどを車庫で眠らしています。

 そこで動いた。新たなタイヤの装着テストカーとしての役割です。装着したのはNANKANG「FT-9」。そうアジアンタイヤ、通常のLTタイヤじゃつまらん。昨今の軽トラ人気に便乗、カスタマイズ性のある製品を選ぼう、として悩みに悩み購入。

 純正サイズは145R12 6PR LTでしたけれど、新たな規格145/80R12 80/78N LTを選択。これまでとは全く異なるイメージ、そして乗り心地にビックリクリクリ。でもM/Tパターンとホワイトレターが何ともいい雰囲気を出しています。

 ということで、軽トラ用タイヤの選択肢が確実に増えています。単なる荷物積載の移動手段から、アウトドアユーザーなど洒落た雰囲気を持つ車種へもスイッチ可能なのが嬉しい。

NANKANG FT-9 リアルレポート
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