オールシーズンタイヤの勢いにビックリした! けれど‥

 タイヤコンテンツランキングの推移、本日更新しました。そしたらビックリ! オールシーズンタイヤ性能比較 が何と3位に大躍進。先週は8位だっかな、この動きオールシーズン(通年)続くのでは。

 国内で流れが変わったのは2019年シーズン辺りから。1年に1回雪が降るかどうかでスタッドレスを購入するのはどうも‥ と二の足を踏む人が多い。そこにオールシーズンタイヤの提案は的を射た結果になったと思います。

 元来、冬用しかもターゲットは非降雪地域を目指すものという認識が多数。ただ非降雪地域でもスタッドレス装着が推奨されるなど、冬のタイヤ装着に対する提案は増えた。どうしても冬用の意識が勝ります。まぁ足枷のひとつだったかと。

 それと日本国内の冬環境は、除雪や降雪後様々に変化する路面状況によってオールシーズンは正直厳しい印象を抱きます。豪雪や降雪後のアイスーバーンなどでは専用であるスタッドレスの信頼性には及ばない、ということ。この辺り諸々考量すればやはりこれまでのようなタイヤ選択がいいかな‥

 これにも負けず、1977年に世界で初めてオールシーズンタイヤ「TIEMPO」を投入したグッドイヤーが粘ります。四季がより明確な日本特有の気候環境こそ向いている、と。

 グッドイヤーの粘りが功を奏します。2019年シーズン辺りからラインアップの事情が激変、そう各メーカーの積極性が顕著に。そこから3シーズン経過し、冬以外の興味拡大を引き上げることに。これこそ目指すべき方向では。

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 気になるのはブリヂストンの動きです。日本国内で目立つ製品が見当たらない。ただ今後はそれもどうかと。

 現在ヨコハマ、ダンロップ、グッドイヤー、ミシュラン、ピレリあたりが強化へ向いています。触れたように通年で一定の需要へ繋がるなら俺のところは関係ないね! とは言ってられないはず。こうなると面白い、理想的展開へ繋がります。

 コンテンツランキングの推移では オールシーズンタイヤ性能比較 が3位に大躍進したけれど製品別はどうよ? ちょっと調べてみた。目立つところ示しましょ。(左の数値は製品全体の順位。2022/6/10~2022/6/16)

38.コンチネンタル ExtremeContact DWS06 PLUS
49.ミシュラン CROSSCLIMATE 2
56.ヨコハマ BluEarth-4S AW21
63.グッドイヤー Vector 4Seasons Hybrid
64.ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1

 正直厳しい。個別製品のランクアップは必須です。その上でオールシーズンタイヤの全体評価になるかと。もう少し時間が必要ですね。

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