コンチネンタル「SportCotact 7」を昨日掲載し取り敢えず新掲載の予定は貫徹! 改めてスポーツタイヤ性能比較表を確認してみたら、プレミアムスポーツが何だか凄いことになっています。
当初こそ各メーカーで1または2製品の掲載がほとんど。ところが今回は従来品が継続し、更に新たな発想で投入されるなどその数は13にも及びます。新掲載は4、従来品は9という内訳です。
同じプレミアムでもコンフォート系のそれとは異なる静粛性と乗り心地、走りの印象に大きな影響を与えます。また新車装着を目指しクルマメーカーの認証を取得しているのも特徴と言えるかな。
このあり方は海外メーカーの手法と捉えていましたが、プレミアムスポーツにおいては国内メーカーも同様を追随。ただ当サイトでは飽くまでも市販へ拘ります。従って車種専用を謳うところはスルーし、飽くまでもタイヤへ搭載されるトータル性能向上、バランス性能の統一性を求めたい。
ということで個人的に注目するのはグッドイヤー「EAGLE F1 SUPERSPORT」。「EAGLE F1 ASYMMETRIC 5」が従来その位置をキープ。ところが「EAGLE」シリーズのフラッグシップを強調し、高いグリップ力とブレーキング力、そして優れたハンドリング性能を兼ね備えて新投入。そして低燃費タイヤを実現するのは凄い、と思います。
もうひとつはコンチネンタル「SportCotact 7」では。従来品は「SportCotact 6」です。過去ホンダ「シビックタイプR」に装着、開発段階ではドイツ ニュルブルクリンク北コースでFF量産車最速ラップタイムを打ち立てたことに貢献、というのが話題になりました。その後継ですからね!
サーキット走行ユーザーは勿論、高出力なハイパフォーマンスカー、スポーツカーにとって安全で適切な選択肢となることを強調します。
その他も魅力ある主張を展開。従来品だってまだまだ‥ の状況を構築します。スポーツタイヤカテゴリーは「ピュア」・「プレミアム」・「ストリート」の3つに区分けしています。製品による線引きに迷いもあるけれど、一応トータルで既存構成を訴えます。
ということで、やはりスポーツタイヤの隆盛は盛り上がります。スポーツタイヤの暗黒時代を経験すると、今は夢のよう。
時はバブル後でありクルマの低燃費化が顕著に進み、当然ながらタイヤも沿うことに。その後エコタイヤは低燃費タイヤへ厳格化され、スポーツタイヤの居場所が見当たりません。この厳しい時に耐えようやく呪縛から開放。
スポーツタイヤがフラッグシップとして復活する展開は、ドライグリップの絶対的な向上が基本形、を強固にアピールします。やはりタイヤはグリップに拘る、極論ですけどね。
