アジアンタイヤのラインアップに関して2021年シーズンから考え方を転換、半端に延命して来たFEDERAL、NEXEN、KENDA、そしてHankookやKUMHOを掲載外に! 特にFEDERAL、NEXENは当サイト開設時から掲載、それでも今回スパっとやった。ただ実行への決断まで検討期間は1年以上を要しています。で、現状どうよ?
SUV/4×4オフロード強化に効果あり
マイナス影響はほぼほぼ感じません。要因はこう分析。スパっと削除した以上に新たな掲載製品を充実させたことが穴埋めとなり、更なるプラス効果へ導いています。
充実はスポーツにコンフォート、そしてSUV/4×4オフロードまで及びました。特にSUV/4×4オフロードへの傾倒は過去最大へ。世界的なSUV車人気にメジャーメーカーは物凄く反応しています。それを取り込む施策半端ではない。従いアジアンタイヤとしても追従します。
ただそれでも全体の興味は従来からのスポーツ系が圧倒していたような。確証はないけれどコンテンツランキングの動きはそうなっています。
しかしながらSUV/4×4オフロードは確実に来る、と考えています。現え10メーカ(ブランド)32製品をラインアップし、それまで筆頭の6メーカ(ブランド)14製品をラインアップするスポーツを大きく上回りました。
個別にはNANKANGのボリューム数が最高、次いでDARARは4×4オフロードが最も充実、更にHIFLYはオン・オフのラインアップバランスに長けています。
特に注目したいのはM/TとA/Tの中間になる新しいジャンルのR/T。RADAR「RENEGADE R/T+」とMAXTREK「EXTREME R/T」の2つ。サイズ展開に課題を残すもこれがクリアされたら相当行ける、と思います。とにかくサイズ拡大が急務です。
ただ悩みも‥ これほどの規模になるとSUVと4×4オフロードを分けるべきでは? この点はジックリと検討していきます。いずれにしても過去最小レベルで魅力に乏しいカテゴリー展開に終始していたSUV、最新は数で魅力を引き寄せ変革の度合い随一です。
新たなSUV車の投入が続くクルマ市場は更なる好機となるはず。タイヤへの興味はメジャーに留まらずアジアンタイヤへも波及する、と考えています。
