現状スタッドレスがオールシーズンを蹴散らすも今後どうなるかは‥

 少しばかり過激なタイトルを付けてみました。今週更新した当サイトのコンテンツランキング、銘柄別で先週まで善戦していたオールシーズンタイヤが全てランク外へ。そこを埋めたのがスタッドレスで、トップ10全てになりました。

 冬本番を感じ前評判、というか期待とは裏腹に冬性能への確実性を求めた結果かな? という感想。北日本ではもう冬確実、北海道ではかなりの積雪になっています。これに続く降雪地域も冬を感じる日が確実に増えているかと。

 ただもう少し長期的に見ていくと状況に変化が見られるかもしれません。だってオールシーズンタイヤは非降雪地域へ向いているし、ここまだ冬の様相には少し早いでしょ。従ってその時が感じられるようになった時には期待以上の動きあるかも。

 いずれにしても現状はどうあれオールシーズンが来ているのは事実だし、ここではそのラインアップを再度確認しておこうと思います。メジャーメーカーに限定し国内投入を実現したのは、ヨコハマ(実際には2020年1月投入)、ダンロップ、トーヨー、ファルケン、グッドイヤー、ミシュラン、そしてピレリです。そうじゃないのがブリヂストンとコンチネンタル。

 それぞれに思惑があるのでは、と感じる施策です。トーヨーは対象をSUVへ向けた「CELSIUS」を。乗用車用としての投入はまだです。ミシュランは「CROSSCLIMATE SERIES」としてタイプ別に3種をラインアップ、軽・コンパクトカー用、セダン用、SUV用のそれぞれ。グッドイヤーは乗用車用「Vector 4Seasons Hybrid」とSUV用「Assurance WeatherReady」を投入済みなど。

 全てが優先的に乗用車用から様子見しその後拡大、ではない。市場で人気の車種事情が影響しているのでしょう。それにしてもトーヨー、SUVを最優先したのは非常に挑戦的で面白い。

 かつてトーヨーはオールシーズンと呼ばなかったけれど明らかにそれよね、の製品投入を果たしています。トレッドデザインとコンパウンドは夏冬双方に対応可能なもので新ジャンル、クロスファンクショナルタイヤを謳いました。「CFt」という製品だったかと。

 冬用タイヤ規制、チェーン規制中の道路や凍結路面などは、冬用タイヤもしくはチェーンを装着する必要がある、としていたので今のオールシーズンよりも雪路対応性は低かったかも。2011年9月発売でした。

 で、結果はどうよ? 記憶薄れていますが確かそれほど話題にならなかったような。いつしかラインアップの片隅に追いやられ、気が付いたらフェードアウト。トーヨー得意の新ジャンルを強調するもそこはオールシーズンに括られたはず。

 先行するグッドイヤーが「Vector 4Seasons」のころだし、低空飛行で何とか持ちこたえていた印象だったので厳しかったのは間違いない。今ならその時よりも可能性ありだし「2」として再投入したらどうかな?

 最後ヨコハマについて。「BluEarth-4S AW21」を2020年1月に国内でも投入することは既報の通りなのですが、発売日がとっても気になります。もっと早くがいい、と思うも諸々どうしようもなかったならショウガナイ。でも敢えてそこは施策で‥ 果たしてどうなるか。

 オールシーズンタイヤの元年にも位置付けられる2019-2020年シーズンです。展開される製品はいずれもいろんな含みを持たせ期待を背負っています。今この時期こそスタッドレスに及ばないけれど、先の動きは注目でしょう。蹴散らされたけど逆に蹴散らした、ということあるかな。興味津々!

オールシーズンタイヤ性能比較表 2019-2020
夏・冬用の性能を兼ね備えた全天候型であるオールシーズンタイヤ、2019-2020年シーズンは隆盛へ向かう! 季節を問わず多彩な路面コンディションに対応。
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