KENDAスタッドレスタイヤ ICETEC NEO KR36 の躍進!

 当サイトのコンテンツランキング、アジアンスタッドレスタイヤにおける注目はNANKANG「ESSN-1」がトップ? と言いたいところながら、実はKENDA「ICETEC NEO KR36」が圧倒しています。

 そもそも世界シェアランキングでは同じ台湾ながら、KENDAが25位前後に対してNANKANGは55位前後です。メーカ認知は上、このことからも「ICETEC NEO KR36」の興味が上回るのはある意味納得するところです。

 ただ国内におけるNANKANGの知名度は、オートウェイで扱うブランドの中でメインの位置付けだし強化は相当なもの、これによる恩恵は大きいと思います。

 一方KENDAは独自路線によって国内普及の道筋を探ります。ラインアップも相応を整え一定層のフォローは確立しています。しかしながら、市販における認知という点ではNANKANGと比較し世界シェア順位ほどの差は感じない。

 残念ながら当サイトではKENDAの夏タイヤラインアップは採用外。従って飽くまでも想像とニュアンスですけど‥

 ただ繰り返しますが、唯一採用しているスタッドレス「ICETEC NEO KR36」はそれを上回る興味を確実に維持します。トップ定着はもう2シーズン目、いや3シーズン目だったかな。はっきりしないけれど際立つ存在であることに間違いない。

 製品は2014年発売、サイズは13 ~ 18インチまで40以上の設定です。100にも及ぶ「ESSN-1」には及ばない。ただ注目するのはユーザー評価、氷上性能は5満点中3.9、雪路性能は同4.6です。アジアンスタッドレスにおける評価点として決して悪くないのでは。

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淘汰の結果再認識へ

 アジアンタイヤ(夏タイヤ)の普及拡大で興味はスタッドレスへも及びます。国内での世代進化に置き換えると第4世代から、具体的には2015年あたり。当サイトが掲載した最大製品数は30にも及び、メジャーメーカーの掲載数と同等、いやそれ以上だったかと。数の点ではかなり魅力的な展開を果たしました。

 夏タイヤの勢いをスタッドレスにも波及を、という狙いは当然です。しかしながら正直ピンキリの性能差に戸惑いました。日本国内の厳しい冬環境に対応可能な製品は一握りだったかと。

 必然的に淘汰が進みます。これを経て今なお継続する製品は要求に対する評価、信頼を得たもの。その代表格はNANKANG「ESSN-1」、そして最大化したのが「ICETEC NEO KR36」ということに。

 ただそろそろ新しい技術への移行が望まれるところです。2014年の発売から今シーズンで6シーズン目、メジャーなら既にモデル進化完了のサイクルが経過しています。より高位のレベルを主張するなら少しでもメジャーの動きに沿う展開は求めたい。

 厳しい要求は期待があってのこと。アジアンスタッドレスをけん引しそれ以上のレベル到達には譲れないところでしょう。「ESSN-1」も同様なんですけどね‥

KENDA ICETEC NEO KR36 の特徴
概要サイズ・購入はこちら台湾メーカーKENDA。日本の雪路とアイス路での安定性能カテゴリー:スタッドレスサイズ:13~18インチ扁…
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